どこにもない味!?黒いつけ麺とは
- ayumi
- 2017年2月16日
- 読了時間: 4分
冬は蓄えを。
もぐもぐ食べたくなる季節ですよね♪
今回はSHITTEKAUでも初の試み。飲食店の紹介です。
大阪の上新庄にある、とある
あっつ~~~い男大将の
つけ麺!!
お店の名前は、KUCHE
え、英語!?意外と渋くないラーメン屋さんなのね。
なぜかって海外進出を見据えているから!
そして、店内も「ラーメン屋」という脂っこい感じではなくお店の内装はカジュアルでカフェのよう。
明るい店内がファミリーや若者世代も入りやすい雰囲気で、もちろん常連さんもいらっしゃいますが、ご新規さんも入りやすい感じが訪れやすいです◎

そんなKUCHEさんの売りはなんといっても
つけ麺!!
ですが、その肝である
ダシ!!
通称KUROと言います。(以後、KURO)
その名のとおり、少し黒め。

こちらは横山さんの月日と奇跡が詰まった、どこにもないつけ麺ダシなのです!!
肉系ではありますが、なんの味と聞かれれば、
「うーーーん、ま、いっぺん食べてみ?」と言わざるを得ない、表現の難しいお味です。
ここに至るまでは色々と歴史が詰まっています。
どうやってKUROができたか
大将の横山さんが父親のラーメン屋を手伝いから店長へとなっていくのですが、
そんな過程の中で、あるお客さんがいました。
つけ麺ブーム到来。真っ只中だった当時、
お客さんは一言、「ここは、つけ麺おいてへんのか」と。
それは「つけ麺さえも置かれへん実力の店なんか?」という響きを持っていたとか。
そうして、その一言が横山さんの熱い魂の着火剤になり、「ほな、つけ麺つくったるやん!」とつけ麺づくりが始まりました。
ラーメンとつけ麺はやはり違います。
大体OKまでいっても、なかなかビシッと味が決まらない。
何度も何度も、卸業者の人と相談したり話したり、煮たり混ぜたり。
そして、「お!これええやん!」そんな食材たちのマッチが起こりました。
けれど、「このやり方では手間がかかりすぎる、、、。」
そんな時、偶然あるモノを煮すぎてしまいました。どこまでも溶けたソレの入ったダシ。
やっちまった!と思ったが、その失敗と思った行動が本当の出来上がりに
そんな偶然が生み出した奇跡のダシ、KURO
横山さんが自信をもってお出ししてるのが、普通のことかも知れませんが、カッコイイ。
器選びにも、お店をあっちに行ったりこっちに行ったり。最後にあそこに行って決めよう、そう思って行ったお店で見つけた器が「これや!」となり今の器になったそうです。
器にも出逢いのストーリーがあるなんて。
愛とこだわりが味をより出しているんだと思います。
その横山さんってどんな人?
気になる横山さんは、うっすら熱い男だとはお気づきでしょうが、今から紹介していきますよ♪
どんな人が作っているのか
ラーメン屋KUCHE大将の、横山将士さん

父が料理人とあって同じく料理の道を勧められ進む。
料理はホテルのキッチンから入りました。
時代がもしかしたらあるかもしれませんが、横山さんのホテル時代は先輩よりも早く着き(もはや早朝4時5時あたり)、、、。話を聴く限り、なんだろう私の印象は「しごかれる」って感じでした。。。
そんなホテルから始まり、板前の道を通って、ラーメン屋に。
ラーメンはかれこれ作り続けて15年とのこと。
メニューにKUROを利用したリゾットなどユニークな商品が生まれるのも、こうゆう経緯があってこそなのかも。
そんな横山さんは今でこそ独立して昼の3時になってもお客さんがいっぱいのお店をつくっていますが、
親父さんのラーメンを手伝うことになったのは、それ以前にやっていたお店が閉店してしまい職がなくなったのがキッカケ。ラーメン屋のときも、「朝起きたくないなぁ」そんな時もあったそうです。でも、ハチマキ巻いたら気持ちが引き締まる、そうして頑張ってこられたとのこと。
出来るとこだけ見せるんじゃなく、「朝おきたくない」って思うこともあるんだぁって思うと親近感。弱いところもあるって言えるのがカッコイイ
それから、つけ麺は邪道だと思っていたけれど、いまはつけ麺屋さん。
熱い男は、勝手ながら頑固なイメージですが、横山さんは時代や運命に柔軟な発想をするお方。
感謝を忘れず、バイトの子にはシフトの取り合いをさせてしまうくらい雰囲気のいいお店作りが出来ているんだとか!
なかなかシフトの取り合いはしないですよね!
クラウドファンディングに挑戦!
そんな横山さんのラーメン屋、KUCHEでは只今クラウドファンディングをおこなっております!
世界進出に向けて、まずは大阪の名物に、そしてその前に、もっと目の前の人に知ってもらうために!

クラウドファンディングの内容はこちらに掲載しておりますので是非チェックしてみてくださいね♪
今回のゲスト
横山 将士さん
お店:KUCHE
住所:大阪府大阪市東淀川区瑞光1-5-32 (上新庄駅最寄り)
電話:06-6732-9133
営業時間: 11:30-15:00,18:30-24:00
定休日: 水曜日
気さくで良くお話してくださるいい方でした!
店内も入りやすいので是非足を運んでみてくださいね♪
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