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インド同行取材:no1,前書き

  • ayumi
  • 2017年5月25日
  • 読了時間: 3分

インド同行取材!って、、、

そもそもなんや?

いのちのころも」という、ライフスタイルショップの作り手、

さっちゃんのインドへの買い付け旅に同行してきました。

「いのちのころも」とは、日本で発注生産した型を、南インドに持っていき、インドでは伝統的な医療としてもあるアーユルヴェーダで使われる草花を使って染めたアーユルヴェティック染めをしているモノを作って売っているブランドです。

そして、そのブランドを作っているのが「さっちゃん」なのです。

「な、なに言うてるんやろ」

そう思った方も大丈夫。続編を見ていくと全貌が明らかになっていきますよ!

「身にまとうもの、共に暮らすものは心地よく、安心できるものがいい。」

そんな想いから、インドの工房に何度も足を運ぶさっちゃんですが、

「いのちのころも」を始める前までは何年も旅に出ておらず、パスポートも持っていない状況。

そんなさっちゃんが、あるインドへ行くキッカケができ、

出逢ってしまった、アーユルヴェーダ染。

そんな伝統的で、身体にも優しい、自然のもので染めているので地球にも優しい、

アーユルヴェーダ染めに惚れたことからコトが始まりました。

日本で作られた製品を、インドで染めて。

優しく安心な日本の製品を、惚れたインドの昔ながらの手法で染めていく。

海を越えて、紡いでいく。

【写真:さっちゃん】

さて、ここでまず認識されている「アーユルヴェーダ染め」は、

日本でいう「草木染め」と似ていますが、ハーバル染めとかボタニカル染めと訳され

区別されています。

薬草、スパイスから効能、色を移して例えば、ターメリックで黄色

インド茜で赤に染めるところは同じだけど

「染め」には、染める以外にもプロセスがあります。

布の汚れを落とし、染液が布により定着しやすいようにする前処理

そして、染めた後、染を布に定着させる媒染と呼ばれる工程。

草木染めは、時々科学的なものを使うこともある。

しかしアーユルヴェーダ染めは全行程において

科学的なものは一切使わない。

しかも染めに使うのはオーガニックコットン、バンブー、ジュート、シルク、リネンなど

素材にもこだわっているのです。

は~~~知らないことばっかりですよね~。

過程を知っているって、豊かな気がします。

ハーブや草木、スパイスを使って、黄色に赤に青に緑に染めていく。

その色は優しく、心地いい。

【写真:染工場】

実は、

インドも日本と同じく、伝統の方法で生産されることがなくなりつつあります。

手仕事は減り、どんどん機械的に布をつくり、化学的な染め方で製品が出来ていく。

個人的には、それはそれでいいと思うし、

なにも伝統的なものを守るだけが正義ではなく、

変化していく生活に合わせて、在り方も変わっていくのは当然だと思います。

けれど、ずーーーーっと受け継がれてきたものがなくなってしまうのは、やっぱり寂しい。

気が向いたときにでも、伝統的に作られたものは、

買うこと・使うことで、人の営みを紡いでいきたいと、個人的には思う今日このごろ。

そういうわけで、今回のインド同行取材関連の記事は、

ナチュラルテイストが強めの話題が続きますが、偏りたいわけではありません!

そちらご了承していただいて、お読みください♪

コットンが糸に。

糸が紡がれて布に

そして模様がついて、染められて。

製品になっていく。

果てしない、旅のハジマリです。

★次回章★

インド同行取材:no2,背景

近日情報→「いのちのころも」をFACEBOOKで検索!

今回のゲスト:さっちゃん

メール:info@tsumugi-ayus.com

★CHECK IT

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