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丁度いい距離感、ここにありけり

  • ayumi
  • 2016年7月8日
  • 読了時間: 5分

今回は、苔玉やミニ盆栽を作っている

tito moss&flower さん、通称titoさんにお話しをお伺いしてきました^^

顔の写ってる写真が欲しいというと

このわざとらしい写真でもどうぞ、と。笑

でも、いい感じですよね♪

ふみちゃんの画像

彼女は農学を大学で学んでいて、学生の頃から土地を借りていたんだとか!

そして、農業をやっていました。

JICAの農部門とかで世界中回りながら、農業したかったのだけど、

(そんなのあるんや!!こんなのできたら普通に面白そう)

やっぱり農はその土地からなかなか離れられないことを知り

気軽に運べるサイズの苔玉やミニ盆栽に着手するに至ったそうです。

盆栽おじいさんと呼ばれる人のもとで教わり

今ではインタビューを他でも受けるほどに^^!

そんなtitoさんのところへお邪魔し

今回は苔玉がどのようにして作られてるか見せていただきましたっ

まずは材料を拝見

まず、①選ばれた3種類の土を混ぜ、

小さな苗たちを加えて、

(下の写真; 左の大きなモノから真ん中にころがってるもののように茎をカットして

育てるとそいつはそいつで根をはり、右のような苗となる)

②の苔玉のようになります。

③の苔や場合によっては、違う種類の④なんかも加えながら

青色で囲んだ木綿の糸を、オレンジ色で囲んだU字の針金を使って固定していきます。

この巻いていく糸は木綿だから、最終的には馴染んでいって苔の力でそのままキープしていくようになるらしい!

植物のチカラ!!

ところで、その巻いている苔は買ってるの?

色んなところから買ってみた結果、秋田県の今の苔にたどりつき、購入し、使用しているとのこと。

園芸屋さんでは売っていない苔らしい!こってる!!

そうして、形になった苔は

全体が水につかれるようなモノでポチャンコ◎

上の方は手で水をかけてやったりもする。

なんだか愛おしいものになってきましたね(^^♪

これで、苔玉は完成!!

あとは、好きなように飾るだけ◎

でも、生き物だということをお忘れなくっ

植物は自分で呼吸することができず、

流れてくる風を浴びることによって息が出来るらしいので

中で飾ったり、外で気持ちよくさせてみたりとローテーションしてみてください^^

んあ!わかんない!

そんな方の為に、titoさんからご購入されると

説明書つき!!

ありがたしっ

肥料のことも書いてありますが、基本的にお水と日光があればOKらしいのですが

気になるようでしたらシュシュってスプレーできる液体肥料で大丈夫らしいです。

ま、この説明書に書いてありますのでご安心を♡

そして、そして

titoさんによるとまだまだ完成はしておらず

ここからが面白いのだとか!

育てていく中で、色んな植物が出てきたり大きくなったり好き放題に生まれて良い感じになっていくとのことです。

好き放題になっていって完成していくっていう感覚が素敵ですなぁ♡

つくるのが簡単そうに見えるけども、

苔玉をつくるまでに苔玉に加える植物を育てないといけないし、

生き物だからそれぞれに特徴があって理解していないと難しい。

今までの知識とか経験があるからこそ、成り立つものなのだなぁ

と思いました。

(以下、育成中の植物たち。種から苗からと色々)

育成中

そんな苔玉は、titoさんにとってどんな存在で、どんな想いがあってつくっているのでしょうか

「アートじゃない。」

titoさんのつくる苔玉は「アート」として売り出していない。

「アート」でも「生業」っていう感覚でも接していない。

それぞれの作家さんの各々の考えはあるし、それはその人のものだから、もちろんアートだっていう人もいる。

だけど、私のは(とても表現に困る感じで)

アートじゃなくて、

イノチとか、ぬくもりとか。

家族のように、一緒に居たいって思うもの。

そう感覚にあうような言葉を探しながら、おっしゃいました。

植物が勝手に生きているのを見ると、誰にも話したくないようなときでも心があったまる。

植物との関係は丁度いい距離感。

そんなところが好きなんだそうです。

なんとなく分かるような気がしませんか^^

titoさんが丁度いい距離感を求め始めたのには、悩まされごとがあったこともあって。

「私は人に必要とされることに依存して、

それで自分の欠落感を埋めて生きてきて苦労したので、

今は誰もがまず、自分は自分のためにどうしたいのか見つめて生きることが大事と思ってます( ´・‿・` )

自分がハッピーになって周りにもハッピーをシェアするって感じ」

そういう心の状態になってくれたら最高だなっていうのがあるそうです。

まずは自分の心をハッピーに、

心地よい気持ちに、させてあげてみても良いかもですね(^^♪

どんな人が買っていくのですか

「プレゼントや記念日にっていうのが多いかな」

なるほど!!

すてき!!

例えば、結婚して、その時に苔玉を部屋に置いて、一緒に成長していくとか。

そんな感じで記念に購入する人もいるそうです。

その考えはなかったな~。

titoさん自身

この活動には3つの理由があって

①意思疎通ないけれど命の温度を感じられる植物との距離感が心地いいから

②誰かの心もほっこりできたらいいなということ。

③植物がくれる驚きや感動を誰かと「共有」したい

というのがあるとのことでしたが

①と②については、もう以前述べた通りですが、

③つめの理由を、まるで購入する方も分かっているかのような

「プレゼントや記念日」に購入する人が多いっていうね!

私も、すてきな誰かと「あ!こっから何か新しいヤツ芽生えてきてるで!」とか感動したいもんです◎

おまけ◎

「種付きが好き」

おまけのハナシ

titoさんは種付きが好きとのことですが

なんとtitoさんの彼が種を旅して拾ってきて

それをtitoさんがミニ盆栽みたいにしてみたり、苔玉にしたりもするらしいです!!

なにそれ面白い!!笑

と思いました。笑

◎おわり

今回のゲスト

tito-moss&flower さん

連絡先; facebook・・・https://www.facebook.com/tito.moss.flowers

      mail・・・info@tito-moss.net

風鈴とコラボした苔玉など工夫にとんだ作品が載ってます^^

あたなのお気に入りと、特別な日から苔玉生活はじめてみませんか?

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